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設備更新

電気設備更新のお奨め

各機器の更新推奨時期

電気設備にも、寿命があります。

電気設備の更新時期は機器や環境により様々ですが10年を過ぎたら注意が必要です。
一般社団法人日本電機工業会の「汎用電気機器更新のおすすめ」及び精密な診断試験結果などを基に、 老朽化が進んだ機器の取り替えをお願いしています。

この更新推奨時期は、機能や性能に対する製造者の保証値ではなく、通常の環境のもとで通常の保守点検を行いながら使用した場合に、各機器の構成材の老朽化などにより、新品と交換した方が経済性を含めて一般的に有利と考えられる時期を示します。

なお、近年では環境保護(ISO14000)などの社会的要求により前倒しされるケースが増えています。

機種 更新推奨時期(使用開始後)
高圧交流負荷開閉器* 屋内用 15年 または負荷電流開閉回数200回
屋外用 10年 または負荷電流開閉回数200回
GR付き開閉器の制御装置は使用開始後10年
断路器* 手動操作 20年 または操作回数 1000回
動力操作 20年 または操作回数 10000回
避雷器* 15年
交流遮断器* 20年 または規定開閉回数
計器用変成器 15年
保護継電器 15年
高圧限流ヒューズ 屋内用 15年
屋外用 10年
高圧交流電磁接触器* 15年 または規定開閉回数
高圧進相コンデンサ 15年
直列リアクトル、放電コイル 15年
高圧配電用変圧器 20年
高圧CVケーブル ※1 20年

なお、*印を付した機器については、交換可能な最短寿命を表すものでなく、保守・点検状況またはメーカーの推奨する部品交換条件に従って、消耗部品、磨耗部品、電子部品等は適宜交換されることを前提としています。 また、長期間保管した予備品は、十分な点検・整備を行ってから使用されるようお願いします。
<参考文献> ※1 (一社)日本電線工業会 技術資料 電線・ケーブルの耐用年数について 技資107号